NURO光でんわの知っておくべき特徴を注意点も含めて解説します!
光インターネット回線が一般的になってからは光電話を使う方も多くなっています。
光電話についてあまり知らない方でも、
「アナログ回線の電話よりも料金が安く済むんだよ」
というお話を聞いたことがあるかもしれません。
実際、光電話の料金はアナログ回線よりも安いので、インターネットを光回線に変えるのと同時に光電話に変える方が多くなってきています。
最近ではアナログ回線を使用する方が減る一方で、光電話の普及率はついにアナログ回線を抜きました。(参考外部サイト:総務省-情報通信白書令和5年版 データ集)。
ではNURO光にも光電話があるのかというと、他の光回線と同様にNURO光にも「NURO光でんわ」という光電話サービスがあります。
料金についても他の光電話と同じくアナログ回線と比べて非常に安価です。
- 北海道・東北・関東…月額550円
- 東海・関西・中国・九州…月額330円
アナログ電話は月額1,595円~なので、NURO光でんわにすると月額が1,000円以上もおトク!
上記のようにNURO光でんわなら東日本は月額550円、西日本は月額330円。
アナログ回線の場合は月額1,595円~1,870円が一般的なので、NURO光でんわとの差は月額1,000円以上です。それだけでもNURO光でんわが非常に安いことがわかります。
光電話とアナログ電話の通話料金はどちらも同じくらいなので(光電話は8.79円/3分、アナログ電話は9.35円/3分)、月額が安いほうがだいぶ家計の助けになりますね。
ただ、NURO光でんわが安いのは事実ですが、全員にオススメできるのか?というと、
「みんな絶対NURO光にしたほうがいいよ!」
という感じかというともちろんそうではありません。
人によってはアナログ回線の方が良い方もいらっしゃいます。
また、光電話特有の注意点もいくつかあるので、この記事では上記に挙げたNURO光でんわのメリットの詳細と、その注意点・デメリットも合わせてお伝え致します。
NURO光でんわはとっても安い!詳細とその他メリット
この項ではNURO光でんわの詳細、その料金やアナログ回線との比較、オプションサービスについてなどお伝えしたいと思います。
NURO光でんわはアナログ電話よりもかなり安い!
NURO光でんわは最初にご紹介したとおり、アナログ回線と比べて料金がとても安いのが最大の特徴となっています。
お先にNURO光でんわの各種料金は以下のようになっています。
NURO光でんわ | 料金 | 備考 |
---|---|---|
初期費用 | 3,300円 | |
月額基本料金 | 東日本 月額550円 西日本 月額330円 | 東日本(北海道・東北・関東)、西日本(東海・関西・中国・九州) |
固定回線への通話料金 | 8.789円/3分 | 全国一律料金 |
携帯電話への通話料金 | 8-23時 27.5円/1分 23-8時 22円/1分 |
続いてアナログ回線の電話の料金について見てみましょう。
アナログ電話 | 料金 | 備考 |
---|---|---|
初期費用 | 39,600円 | ライトプランは3,300円 |
月額基本料金 | 月額1,595円~1,760円 | ライトプランは1,870円~ |
固定回線への通話料金 | 9.35円/3分 | |
スマホへの通話料金 | 17.6円/1分 |
アナログ回線には通常の契約とライトプランという2種類の料金体系があり、ライトプランは初期費用が安い代わりに月額が少し高いのが特徴です。
さて、NURO光電話とアナログ電話と比べてみてどうでしょうか?
料金面で二つを比較すると以下のことがわかります。
- 固定電話をあまり使わないなら迷わずNURO光でんわにしよう!
- 固定電話によくかける方もNURO光でんわがオススメ
- スマホへ毎月2時間以上かけるなら固定電話のほうが安くなる
両者の月額基本料金を比べるとその差は1,000円以上…!
最近は、
「いちおう固定電話は家にあるけど、勧誘電話がかかってくるだけでほとんど使わないんだよね」
とみなさん口をそろえて言われます。
スマホでLINE電話をしたり何かとスマホで電話をすることがほとんどですもんね。
そういう方は月額料金でかなりトクをしますからNURO光でんわにしたほうが良いでしょう。
一方、固定電話→スマホへよく電話する場合はアナログ電話のほうがその通話料が安いです。
だいたい毎月2時間以上スマホへ電話をかけるならアナログ電話のほうが安く済みます。
固定電話からスマホへ長話をするケースはそこまで多くないと思うので、たいていの方はNURO光でんわにしたほうが毎月の出費を抑えることができます。
【サイト内関連記事】
NURO光でんわはソフトバンクスマホと通話が無料!
実はNURO光でんわはソフトバンクスマホへの通話料金が無料なんです。
具体的にはソフトバンクのサービスである『ホワイトコール24』を契約することでソフトバンクスマホと無料で通話することができます。
と言ってもそれだけでは、
「ホワイトコール24っていったい何なの?」
となると思うので、ホワイトコール24についてご説明します。
- NURO光でんわ→全てのソフトバンクスマホへの国内通話料が無料!
- ソフトバンクスマホをお持ちの方のみ対象なので注意
ソフトバンクユーザー限定ですが、ご自身がソフバンスマホで家族や親友も同じくソフバンならとってもおトクなサービスですね!
ご家族やご友人がみなさんソフトバンクユーザーなら通話料金を気にせず何時間でもお話することができちゃいます。
さらにNURO光でんわ→ソフトバンクスマホへの通話料金も無料です。
注意点としては、契約費用や月額は特にかかりませんがご自身でホワイトコール24のお申し込みをする必要があります。
ソフトバンクスマホを持っているだけで自動的に適用される訳ではないので注意してください。
(また一部の契約は対象外なので詳細は確認することをオススメします)
ご自身のプランが分からない場合は平日のすいている時間にお近くのソフトバンクショップを尋ねるのが一番手っ取り早いと思います。
ソフトバンクのコールセンターは、
「電話しても全然繋がらない…。いつまで待てばいいの?」
と、なかなか繋がらないことで有名なので…(汗)
(ちなみに、ちょっと上の「お近くのソフトバンクショップ」リンクをタップするとソフトバンクショップ公式サイトのショップ検索ページに飛びます。その際に位置情報を許可するかどうかの確認が出てくる場合がありますが、ご自身の位置情報からお近くのショップを検索したい場合は「許可」、位置情報を送信したくない場合は「許可しない」にしてご自身の地域を検索してください)
(ちなみに、ちょっと上の「お近くのソフトバンクショップ」リンクをクリックするとソフトバンクショップ公式サイトのショップ検索ページに飛びます。その際に位置情報を許可するかどうかの確認が出てくる場合がありますが、ご自身の位置情報からお近くのショップを検索したい場合は「許可」、位置情報を送信したくない場合は「許可しない」にしてご自身の地域を検索してください)
また、NURO光でんわのオプションサービスである、「着信転送」サービスとの併用はできません。(オプションについての詳細は少し下の項で解説しています)
着信転送サービスを使う方は限られると思いますが、どちらも使いたい方はどっちがよりご自身にとって重視すべきなのかを検討したうえで大事なほうを申しこみましょう。
お申し込みされたい方は、NURO光公式ページのホワイトコール24説明ページ下のほうに行っていただき、下画像の部分、赤枠で囲まれたリンクからお申し込みをします。
お申し込みの流れ自体も画像の通りとなっています。
あなたやご家族がソフトバンクスマホを使ってるなら絶対に申し込んで気兼ねなく通話を楽しんじゃいましょう!
【関連サイト】
アナログ回線と比べて通話品質が良い
アナログ回線と違って光電話は光インターネット回線と同じ光ファイバーケーブルを使います。
そして光ファイバーはアナログ回線のメタルケーブルよりも非常に高速で多くのデータを送受信できるので、一般的に通話品質が良いとされています。
と、ここまではあくまでも色々なサイトに書いてある一般的なお話。
「え、どういうこと?じゃあ本当は嘘なの?」
と思われたかもしれませんが、私の体感的には実際の通話品質はどちらも大差ないです。
もちろん上記で書いた仕組み的な部分は本当なのでウソではありません。
ただ、使ってみての感想ですがあえてアナログ回線よりも通話品質が良いと言うほどでもなく、特に通話品質が良いとも悪いとも感じません。どたらもいたって問題なく使えます。
ですのでNURO光でんわにするか検討している方は通話品質の面ではなく、
アナログ回線と比べて料金面で魅力を感じたら光電話にするのが良い
と思います。
番号通知など各種オプションサービスも付けられます
NURO光でんわにはもちろん各種オプションサービスもあります。
例えば電話がかかってきたときに相手方の電話番号が表示されるようにしたい方は多いですよね。
お馴染みの番号表示(いわゆるナンバーディスプレイ機能)もNURO光でんわにはしっかりあります。
しかもそれぞれのオプションの月額はアナログ回線と全く一緒。
NURO光でんわの各種オプションサービスとその月額、サービスの簡単な内容を記載しますね。
内容 | 初回工事費 | 月額 |
---|---|---|
1、番号表示 | 1,100円 | 440円 |
2、番号通知リクエスト | 1,100円 | 220円 |
3、キャッチ電話 | 無料 | 330円 |
4、着信お断り | 1,100円 | 660円 |
5、着信転送 | 無料 | 550円 |
1、番号表示:いわゆるナンバーディスプレイです。一番利用されているオプションですね。電話をかけてきた相手の電話番号が電話機に表示されます。番号通知を使用するには番号通知に対応している電話機が必要です。と言っても、最近の電話機は本当にシンプルなもの以外はたいてい番号通知に対応しています。
2、番号通知リクエスト:非通知でかかってきた電話を拒否するサービスです。相手には「番号を通知して電話をかけなおすようにして下さい」という旨の音声メッセージが流れます。上記の「番号表示」サービスと似た名称なので混同しないよう気をつけて下さいね。
3、キャッチ電話:いわゆるキャッチホンです。誰かと通話している最中に他の方から電話がかかってきた時、ボタン操作一つで通話している方の電話を保留にしてかかってきた電話を取ることができます。
4、着信お断り:迷惑電話がかかってきたときにその電話番号を登録することで、次回以降はその電話番号からの電話が自動的に拒否されます。
5、着信転送:いわゆるボイスワープです。固定電話にかかってきた電話を別の電話機(スマホなど)に直接転送してその電話機で電話を受けることができます。
NURO光でんわには上記のように計5個のオプションサービスがあります。
ここで月額に関して注目してみましょう。
各オプションの月額はアナログ回線と全く同じなので、オプションの月額でアナログ回線とNURO光でんわを比較する必要はありません。
それぞれの初回工事費はアナログ回線で申し込んだ場合よりも安いので、そういった意味ではNURO光でんわの方がおトクと言えます。
「じゃあ、オプションは必要なものを契約すれば大丈夫だよね?」
と感じると思いますが、NURO光でんわの場合は特定の組み合わせで契約すると月額や初回工事費が安くなるパック料金が用意されているんです。
アナログ電話はパック料金が設けられていないので、場合によってはオプションの月額がかなり安くなります!
NURO光でんわのオプションのパック内容とその月額は以下の通りです。
なお、下表の太字の料金が1つずつ契約するよりもおトクになっている料金となります。
パック内容 | 工事費 | 月額 | 単体で契約した金額 |
---|---|---|---|
番号表示、番号通知リクエスト | 無料 | 660円 | 660円 |
すべてのオプション | 無料 | 990円 | 2,200円 |
キャッチ電話、着信お断り、着信転送 | 無料 | 693円 | 1,540円 |
番号通知、番号通知リクエスト、キャッチ電話、着信お断り | 無料 | 880円 | 1,650円 |
キャッチ電話、着信お断り | 無料 | 583円 | 990円 |
一番使いそうな「番号通知・番号通知リクエスト」のパックだけ月額が割引されていませんが、工事費は無料になるのでこれらが必要な方は絶対にパックで契約しましょう。
パックを使うかどうかは、ご自身が絶対に必要なオプションを選んでからパック料金と照らし合わせて考えると良いと思います。
緊急ダイヤルなどにも電話できる
一つ気になるのが、
「光電話ってアナログ回線と同じく緊急ダイヤルとかに電話はできるの?」
ということ。
結論を申し上げますと、
- 110や119の緊急通話
- 天気予報の177
- 時報の117
- 災害用伝言サービスの171
など緊急で必要となる通話はNURO光でんわでもしっかり使えます。
ただし光電話は停電時には使えないので、災害によって停電が起きた時は災害用伝言サービスの171や119なども使えません。
最近はこれらの緊急通話もスマホでする方がほとんどですが、固定電話しか利用しない方は万が一に備えてアナログ電話が良いかもしれません。
NURO光でんわに変えたときのデメリットはある?
ここまでは主にNURO光でんわの良い部分をお伝えしてきました。
ですがもちろんNURO光でんわにもデメリットはいくつかあるので、ここではそのデメリットについてお話していきたいと思います。
停電時には電話することができない
NURO光でんわに限らず停電時には光電話は緊急ダイヤル(110や119)を含めて一切電話ができなくなります。
一方、アナログ回線の場合はNTTの基地局さえ生きていれば停電時も電話をかけることができます。
ブレーカーが落ちたときやすぐ復旧するような通常の停電ならば、一時的に電話が使えなくなっても問題ない場合が多いです。
けれど災害による停電の場合、
「遠くにいる家族に無事を知らせたい」
などどうしても電話をかけたいときに光電話だと電話をかけることができません。
もしあなたがスマホを利用していないのなら、万が一のときに電話をかけることができるという強みがあります。
携帯電話にかけるときはアナログ回線よりもちょっと高い
NURO光でんわはスマホに電話をかける場合、その通話料金がアナログ回線からスマホにかける場合と比べてちょっとだけ割高です。
- NURO光でんわ…22円~27.5円/分
- アナログ電話…17.6円/分
とはいえ、NURO光でんわはアナログ回線と比べて月額基本料金が約1,000円以上おトク。
固定電話からスマホへあまり頻繁に電話をかけないならNURO光でんわにしたほうが出費を抑えられますね。
逆に固定電話からスマホへよく電話をかけるならアナログ回線の方が良いかもしれません。
具体的には、
「固定電話からスマホへ月に合計1時間半以上電話をするかどうか」
を一つの目安と考えて下さい。
しかし、月にそれと同じくらいかそれ以上の時間、市外の固定電話に電話をするのであれば、NURO光でんわにしたほうがおトクになります。
感覚的にわかりやすい例をちょっと別の角度から一つ見てみましょう。
私が仕事先で多くのお客様と光電話のお話をしている経験から言うと、
「家に固定電話はあるけどそんなに使わないよ」
という方が老若男女含めほとんどです。
お伺いした所みなさん、
- スマホがかけ放題だから
- スマホが家族間は通話料金無料のプランだから
- LINE通話で無料で電話しているから
という理由でスマホから電話することがほとんどなので固定電話はそんなに使わないとのことでした。
スマホが普及しているこのご時世、スマホの電話でこと足りる方は多いんですね。
このような方はまず間違いなく光電話にしていかれますし、私自身もこのようなお客様は光電話にして間違いないと思います。
一方、
「いや!私は固定電話から携帯電話へ頻繁に電話するんだよ」
という方はアナログ回線の方が良さそうです。
ですが上記の例に当てはまる方はNURO光でんわにしたほうがおトクですね。
NURO光でんわは1回線だけ契約できる
NURO光でんわは2回線以上の契約ができません。
一般家庭であれば固定電話は1回線のみあれば十分だと思いますのでNURO光でんわでもまったく問題ないと思います。
しかし、場合によっては光電話を1回線しか引けなくて困ってしまう環境もあります。
具体的には以下の場合です。
- 二世帯住宅でNURO光を一緒に使っている場合
- 自宅兼事務所でどちらにも固定電話が欲しい場合
二世帯住宅や自宅兼事務所でNURO光のインターネット回線を共用している住宅があるとします。
その場合、インターネット回線はルーターさえ使えば1回線で二世帯分のインターネットを一緒に利用できるので問題ありません。
そういった二世帯住宅でそれぞれの世帯に電話回線を引きたい場合、
NURO光でんわは1回線分しか引けない
ので、もう1つの電話回線を引き込む場合は別途アナログ回線を契約するなどして2回線目を用意する必要があります。
あまりないケースではありますが、何らかの理由で一つの家で2回線以上の固定電話番号が必要な方は「NURO光でんわ+アナログ電話」が良いと思います。
補足:今までと同じ電話番号は使えるの?
すでに現在アナログ回線などの固定電話を使用している方は、今の電話番号を変えたくない方がほとんどですよね。
こういった場合、NURO光でんわに変えても今までの電話番号は引き続き使用することはできるのでしょうか?
結論から申し上げますと、
ことができます。
とは言っても絶対に番号ポータビリティができるわけではなく、今までの電話番号を引き継げずに新しい電話番号を使わなければならない場合もあります。
どういった場合に電話番号を引き継げないのでしょうか?
- アナログ回線の固定電話を使用していた方は番号ポータビリティできる可能性が非常に高い
- 別回線の光電話やケーブルテレビの固定電話を使用していた方は電話番号を引き継げない可能性がある
どういった場合に番号が引き継げるのかも含めて、番号ポータビリティの詳細が知りたい方も多いと思います。
気になる方は当サイト別記事のNURO光でんわにしたら今までと同じ電話番号は使える?で詳しくご説明しています。
現在使用している電話番号を引き継いでNURO光でんわを使いたい方はあわせて読んでみると番号ポータビリティについて良くわかるので、ぜひ読んでみてくださいね。
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まとめ:固定電話によく電話するならNURO光でんわ一択!
やはり、NURO光電話にするかアナログ回線にするかを考える上で最も重要な要素はその月額です。
まとめますと、
- 固定電話によく電話をかけるならNURO光でんわがオススメ!
- スマホに月1時間半以上電話をかけるならアナログ回線の方が良いかも
という感じです。
スマホや携帯電話をお持ちの方は、それらから電話をかけることが多いと思いますのであまり固定電話の通話料金はかさばらないと思います。
そういった方は月額基本料金が1,000円以上も安いNURO光でんわにした方が圧倒的におトクです!
NURO光でんわをご検討されている方はこれらのことをメインに考えた上で、実際に光電話にするかどうかを考えてみましょう。
NURO光でんわを使う方にオススメなキャッシュバックはこちら!
NURO光では公式で非常におトクな45,000円キャッシュバックキャンペーンがあります。
私も公式の安心さからこの45,000円キャッシュバックを使いました。
いつ終わるかわからないキャンペーンですので、
「インターネットも早くして快適なネット生活を楽しみたい!」
という方は迷わずこちらのキャンペーンを使って申し込みましょう!
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NURO光公式4.5万円キャッシュバックを申し込み方法まで徹底解説!