NURO光の基本
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NURO光でんわのオプション詳細と注意点を解説します

家の固定電話
Ogawa

最近はスマホの普及が著しいこともあり、若い方はご自宅に固定電話がない方も多くなっています。

とはいえ、

  • 固定電話を持っている世帯は全世帯あたり60%以上
  • 仕事で使うので固定電話は必要
  • なんとなく固定電話があると安心

と、固定電話を利用している、もしくは利用したいご家庭はまだまだあります。

そういった方はインターネット回線をNURO光にする時に、固定電話も月額が非常に安いNURO光でんわにするかどうか検討されている方も多いのではないでしょうか

さらに、

「最近は迷惑電話が多いけどNURO光でんわはその対処もできるの?」

と気になる方も多いですよね。

そういった方のためにNURO光でんわには、アナログ回線の固定電話同様に迷惑電話を防止するオプションが用意されています。

もちろん迷惑電話を防止するサービス以外にも、固定電話をより便利にするオプションサービスも利用可能です。

具体的に言うと、

NURO光でんわのオプション一覧
  • 番号表示
  • 番号通知リクエスト
  • キャッチ電話
  • 着信お断り
  • 着信転送

の5つのオプションサービスが用意されています。

ただ、オプションサービスの名前を聞いただけではどのようなものかぱっとしないと思いますので、この記事ではそれぞれのオプションの詳細と利用したほうが良い方、注意点などについてご説明していきますね。

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NURO光でんわの知っておくべき特徴を注意点も含めて解説します!

NURO光でんわのオプション月額

NURO光でんわの月額を気にする女性

では、まずはNURO光でんわの各種オプションの月額についてお伝えします。

それぞれのオプションの詳細やその使い道については、下のNURO光でんわのオプションを一つ一つ解説しますの項でご説明しますね。

内容初回工事費月額
1、番号表示1,100円440円
2、番号通知リクエスト1,100円220円
3、キャッチ電話無料330円
4、着信お断り1,100円660円
5、着信転送無料550円

NTTのアナログ回線でもそれぞれ同じオプションがあるのですが、その月額はNURO光でんわのオプションと全く変わりません。

これらオプションは高くも安くもない一般的な料金と言えます。

けれど、

ここがポイント!

NURO光でんわは特定のオプションの組み合わせだと月額や工事費がかなりおトクになる

というアナログ電話にはない強みがあるんです。

NURO光でんわのオプションのパック料金は以下の表のようになります。

(なお、下表の太字の料金が1つずつ契約するよりもおトクになっている料金となります。)

パック内容工事費月額単体で契約した金額
番号表示、番号通知リクエスト無料660円660円
すべてのオプション無料990円2,200円
キャッチ電話、着信お断り、着信転送無料693円1,540円
番号通知、番号通知リクエスト、キャッチ電話、着信お断り無料880円1,650円
キャッチ電話、着信お断り無料583円990円

おトクなポイントとしては、

どの組み合わせも工事費が無料になる

という点ですね。

また、パックによってはその月額は非常に安くなります

例えば…

月額660円の「着信お断り」オプションだけを使いたい場合も、月額693円の「キャッチ電話・着信お断り・着信転送」パックにすると月額が33円増えるだけでキャッチ電話と着信転送も使えて、さらに工事費も無料になります。

単体で契約するよりもいっその事こちらのパックにするのはありかもしれません。

とはいえ、使いもしないオプションを無理に契約する必要はないです。

パックを使うかどうかは、まずご自身が絶対に必要なオプションを選んでから、それに一番近いパック料金を見てみてその月額とオプション内容を照らし合わせて考えると良いと思います。

NURO光でんわのオプションを一つ一つ解説します

先ほどもご説明した通り、NURO光でんわには全部で5つのオプションが用意されています。

NURO光でんわのオプション
  1. 番号表示
  2. 番号通知リクエスト
  3. キャッチ電話
  4. 着信お断り
  5. 着信転送

この項では一つ一つのオプションについてその基本的な内容と注意点

「こういったシーンで使うと有効活用できるよ!」

という具体例をお伝えしていきますね。

1、番号表示

番号表示は以下のようなサービスです。

NURO光でんわ番号表示イメージ
番号表示について
  • 電話をかけてきた相手の電話番号が表示される
  • 番号表示に対応した電話機が必要
  • いわゆるNTTのナンバーディスプレイです

他のオプションはいらないけど、これだけは必要!」という方も多いのではないでしょうか。

かかってきた電話番号が目に見えるのと見えないのでは安心感が違いますし、「非通知の場合は電話を取らない」など迷惑電話対策もできますよね。

そしてこの番号表示オプションなのですが、電話帳機能がある電話と組み合わせることでその真価を発揮することができます(本当に安価な電話機以外は付いているものが多いです)。

電話帳機能があれば登録してある方からの着信時に名前を表示させることができますから、

電話帳機能と組み合わせるメリット
  • 留守電にメッセージが入っていなくても誰からの電話かすぐにわかる
  • 誰宛の電話かを確認してから電話を取れる
  • 知らない電話に出なければならない時もこちらから名乗らないで出られる

などのメリットがありますね。

誰からかかってきた電話なのか一目で分かるというのは本当に安心!

メリットの3つ目に関しては例えば、

「そろそろ買った商品の入荷連絡が来るころだけど、お店の電話番号がわからないからとりあえず電話を取ってみなくてはいけない

なんて時に使えますね。

番号表示があれば、知らない番号は旦那さんがとりあえず全て電話に出るなんてこともできます。

NURO光でんわは月額が500円ですので月額を切りつめたい方以外は月額440円の番号表示は付けて損はないと私は思います。

2、番号通知リクエスト

番号通知リクエストは以下のようなサービスです。

番号通知リクエストイメージ
番号通知リクエストについて
  • 非通知でかかってきた電話を着信拒否できる
  • 相手には「あなたの電話番号を通知しておかけ直し下さい」という旨のメッセージが流れる
  • いわゆるNTTのナンバーリクエストです

非通知で電話がかかってきたらあまり気分の良いものではないと思います。

気分だけの話ならまだしも、非通知の相手が「オレオレ詐欺でだましてやるぜ」などと悪いことを考えている可能性もありますよね。

そういった相手から来た非通知の電話をシャットアウトできるオプションが「番号通知リクエスト」です。

なお、この番号通知リクエストには気をつける点が2点あります。

番号通知リクエストの注意点
  • 番号表示オプションも一緒に申し込まないと使えない
  • 番号通知リクエストを契約後に「148」に電話してサービスを有効化する必要がある
  • 電話機自体に非通知を拒否する機能があればこのオプションは不要

番号通知リクエストを使うには、上記でご説明した番号表示オプションの契約も必須です。

この番号通知リクエストを使いたい場合は、工事費が無料になるので「番号表示・番号通知リクエスト」のパックで契約しましょう。

番号通知リクエストは契約後に有効化する必要があるので、

固定電話から「148」をダイヤル⇒ナビダイヤルに従って「1」をプッシュする

こうすることで番号通知リクエストが有効になります。

また、電話機自体に非通知拒否の機能があるなら番号表示リクエストは契約しなくて大丈夫です。

ただし、電話機の機能を使って拒否する場合も番号表示オプションは契約する必要があります

番号通知リクエストの有効活用例としては、

番号通知リクエストのメリット
  • 非通知がかかってこなくなるので気持ち的に安心
  • しっかりと防犯対策をしているというアピールになる

非通知拒否にすることで非通知でかけてきた相手へのけん制にもなります。

非通知でかかってくるのはあまり気持ち良いものではないので、

「なるべく不要な電話はかかってきてほしくない」

という方は番号表示と併せて活用すると良いですね。

3、キャッチ電話

キャッチ電話は以下のようなサービスです。

キャッチ電話イメージ
キャッチ電話について
  • 通話中に他の人から電話がかかってきたら電子音でお知らせされる
  • 相手には「あなたの電話番号を通知その際、電話機のフックボタン操作で後からかかってきた人と通話ができるておかけ直し下さい」という旨のメッセージが流れる
  • 最初に通話していた方との通話は一旦保留になる
  • いわゆるNTTのキャッチホンです

友人と他愛もない世間話をしている時に取引先から電話がかかってくる可能性がある場合など、緊急を要するような電話がかかってくる時に重宝するのがキャッチ電話です。

大事な電話の場合、その場で電話を取るのと不在の場合では相手からの印象がだいぶ変わる場合もありますよね。

注意点としては、

キャッチ電話の注意点
  • 通話中にかかってきた電話番号は番号表示されない
  • つまりキャッチ電話を取ってみないと誰からの電話かわからない

ということ。

番号表示オプションを契約していてもキャッチ電話で取る電話は番号が見えません。

この点はNURO光でんわのキャッチ電話最大の欠点だと思います。

通話中にかかってきた相手が誰か分からないと、

「今話している相手とキャッチでかかってきた相手、どちらを優先しようか…」

と困ってしまうので結構微妙ですよね。

さて、そんなNURO光でんわのキャッチ電話ですが有効な使用例としては、

キャッチ電話の活用例
  • 会社から大事な電話がかかって来そうな時
  • 友人から大事な返答の電話を待っている時
  • 夕飯時に「今から帰るね」の電話を待っている時

など、逃したくない電話がかかってくることがある程度予想される時に使えます。

そういった電話を待っている時は、

「会社からの大事な電話がこのあと来るかもしれないから、その時は一旦キャッチ電話にさせてね」

などと事前に伝えておけば先に話していた方も気分を悪くしないですね。

4、着信お断り

着信お断りは以下のようなサービスです。

着信お断りイメージ
着信お断りについて
  • 迷惑電話を取った直後に登録操作を行うと次回からその電話番号を着信拒否できる
  • 登録件数は最大30件まで
  • 電話機自体にこの機能があればこのオプションは不要

番号通知リクエストは非通知電話を拒否するサービスでしたが、この「着信お断り」はご自身で登録した特定の電話番号を着信拒否できるサービスです。

断っても断ってもかかってくるセールスの電話などに有効です。

しかし、このサービスの使い勝手には下記のような注意点があります。

着信お断りの注意点
  • 相手が非通知の場合は登録できない
  • 登録するには一度電話に出る必要がある
  • 登録を解除したい場合は直前に登録した番号しか解除できない

相手が非通知の場合は登録できないので、非通知をどうしても拒否したい場合は番号通知リクエストサービスを使いましょう。

また、着信拒否したい電話番号を登録するためにはその電話番号から電話がかかってきたときに一度その電話を取らなくてはいけません

そしてその電話を切った後に専用ナビダイヤルに電話して登録作業を行います。

「え、もし迷惑電話だとわかっていても取らないといけないの?」

はい、そうなんです。直前に通話した相手を着信拒否するオプションなので、1秒でも良いので一度受話器を取る必要があるんです。

実際に着信拒否する手順は以下のようになります。

着信お断りの使用方法

電話で「144」をダイヤル後、下記のいずれかの番号をプッシュする

  • 「2」…最後にかかってきた電話番号を着信拒否する
  • 「3」…最後に登録した着信拒否の電話番号を1つ解除する
  • 「9」…登録した着信拒否の設定を全て解除する

かかってきた電話を取った時にそれが迷惑電話であれば、電話を切った後にすぐ「144」→「2」の順で迷惑電話を登録するという流れになります。

なお、これを見るとわかる通り、着信お断りを解除したい場合は直前に登録した電話番号を解除するか、全ての着信拒否を解除するかのどちらかしか選ぶことができません。

電話機自体に特定の電話番号を拒否できる機能が付いていれば、拒否したい電話番号を登録するだけですし解除するのも必要な番号だけを選べます。

ですので、もしこの機能をがっつり使いたい場合は、

着信お断り機能が付いた電話機を購入した方が良い

ですね。

この着信お断りの有効活用例ですが、

着信お断りの活用例

何度もかかってくるセールスや勧誘の電話

これを撃退するのがやはり主な使用法になるかと思います。

セールスなどに限らず不明な相手から何度もかかってきた場合にも有効です。

5、着信転送

着信転送は以下のようなサービスです。

着信転送イメージ
着信転送について
  • 固定電話にかかってきた電話を別の電話機に転送して電話が取れる
  • 転送先はスマホや携帯電話にも設定可能
  • いわゆるNTTのボイスワープです

着信転送サービスを使えば、

「自宅の電話に重要な電話がかかってくるけど外出もしなければならない」

なんて時に、自宅にかかってきた電話を持ち歩いているスマホで取ることができます

朝から夜まで大体外にいる方にもオススメのサービスです。

しかし下記のような注意点もあります。

着信転送の注意点
  • 迷惑電話も全て転送されてきてしまう
  • 転送先の電話機に電話がきた時、転送されたものか直接かかって来たものかわからない
  • 転送元から転送先への通話料金はご自身で負担しなくてはならない

ご自宅にかかってきた電話は全て転送先に登録した電話機にかかってくるので、もし迷惑電話がいっぱいかかってきたらそれらも全て転送されてしまいます

ですので、もしご自宅への迷惑電話が多い方は、番号通知リクエスト」か「着信お断り」サービスと併用した方が良いでしょう。

2つ目について、転送先へかかって来た電話機に着信があったとき、それが転送元から転送された電話なのかその電話機に直接かかってきたものなのかは判断できません

これによる弊害は主に、

・転送元の固定電話を仕事で使っていた場合

に起こります。

転送先をプライベートでも使うスマホにしていた場合、かかってきた電話が仕事関係なのか友人なのか分かりません。

ですので、仕事関係だった場合に備えて電話を取るときの第一声を常に、

「お電話ありがとうございます」

などにしておかなければならなくなります。

と言っても、一般家庭で使う場合は固定電話もプライベートで使うことがほとんどだと思うので、仕事で使わない方はあまり気にしなくて大丈夫です。

3つ目について、通常の電話であれば通話料金は電話をかけた相手が支払います。

しかし、着信転送サービスを使った場合は相手とご自身の両方に通話料金がかかるのです。

着信転送イメージ

上画像は着信転送のご利用イメージなのですが、具体的には、

  • 発信者→転送元」間の通話料金は電話をかけてきた相手の負担
  • 転送元→着信者」間の通話料金はご自身の負担

となります。

「自宅にかかってきた電話を外出先でも取れるなんてすごく便利!」

と、どんどん着信転送サービスを利用すると通話料金が非常に高額になるので十分気をつけましょう。

なお、着信転送サービスはナビダイヤルに電話をすることですぐにオン・オフができますから、着信転送が必要無いときはオフにして料金を節約するようにすると良いですね。

着信転送サービスの具体的な使い道ですが、

着信転送の活用法
  • 家にあまりいないので外でもスマホで電話を取れるようにしておきたい
  • 固定電話に仕事の電話がかかってくるので外出先でも取れないとまずい
  • 仕事の電話を別場所の事務所でも取れるようにしたい

といった場合に便利です。

いずれにしても、在宅でお仕事をしている方の方が必要性が高そうですね。

なお、着信転送サービスは使いたいときにサービスを有効化する必要があり、その方法は以下のようになっています。

電話で「142」をダイヤル⇒ナビダイヤルに従って、「1」をプッシュする

なお、着信転送を再度無効化するには「142」⇒「0」をプッシュします。

有効化した際は転送先の電話機を設定する必要があるのですが、こちらについてはお手数ですがNURO光公式-着信転送サービス詳細のページの「ご利用方法<転送先の設定>」の項をご覧ください。

まとめ:迷惑電話防止系のオプションは特に付けた方が良い

迷惑電話の対策をした方が良いと考える女性

以上のようにいろいろなオプションがありますが、オプションによっては必要な方、全く必要でない方様々だと思います。

ですが最近は電話による詐欺被害なども多いので、

「詐欺とか怖いから迷惑電話は来ないようにしたいな」

と感じた方は迷惑電話防止系のサービス(番号表示や番号通知リクエスト、着信お断り)は付けた方が良いでしょう。

なお、オプションサービス詳細でもお伝えした通り、使用したいサービスを使うための機能が電話機自体に付いていなければならなかったり、オプションサービスに申し込みをしなくても電話機自体に同様の機能がある場合もあります。

ですので、電話機を選ぶときはまず必要なオプションサービスがあるかどうかを決めてから、電話機を購入すると良いですね。

NURO光でんわを使用するのであれば、ご自身に必要なオプションはないか一度考えてみましょう!

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