NURO光でんわにしたら今までと同じ電話番号は使える?
スマホの普及に伴って、「固定電話を使うことも減ってきたな」と感じて固定電話を利用する家庭は年々減少しています。
とはいえ半分以上のご家庭ではまだまだ固定電話は健在。
そして光回線のインターネットが主流になって、固定電話も光回線に変える方が増えてきました。
NURO光でも「NURO光でんわ」という光電話を提供しており、月額は以下のようになっています。
- 北海道・東北・関東…月額550円
- 東海・関西・中国・九州…月額330円
アナログ電話は安くても月額基本料金が1,595円なので、光電話は非常に安いことがわかりますね。
安さが理由で今使っているアナログ電話を光電話に切り替える方も多いです。
ところで、光電話に切り替えた際って電話番号は今まで通りのものが使えるのでしょうか?
結論を言うと、
使える場合と使えない場合がある
というのが答えになります。
一言で言うとNTT加入電話の電話番号を使っている場合は電話番号が引き継げるんですね。
- アナログ回線の電話を使っている方
- アナログ電話から引き継いだ光電話を使っている方
こういった方はNTT加入電話を利用している可能性が高いです。
NTT加入電話番号を持っている方は番号ポータビリティをして、同じ電話番号でNURO光でんわを使えます。
当記事では、
- NTT加入電話かどうか調べる方法
- 初期費用ってかかるの?
- 番号ポータビリティのやり方について
といった、NURO光でんわを使う時に気になることをお伝えしていきます。
どういった場合に固定電話番号を引き継げるの?
現在固定電話を使っている方は、番号ポータビリティをすることで今の電話番号のままNURO光でんわにすることができます。
(番号ポータビリティの方法については下項でご説明します)
ただし、番号そのままでNURO光でんわにするには条件が一つだけあるんです。
これが電話番号を引き継ぐことのできる条件です。
現在お使いの電話番号がNTT発番かどうかは、NTTに問い合わせることで調べることができます。
問い合わせたときに、「NTT発番かどうか教えて下さい」と聞くと教えてくれます。
今現在使っているのがアナログ電話、もしくは光電話を使っているけどアナログ電話時代の電話番号を引き継いでいるという方はNTT発番である可能性が高いです。
では続けて、あなたの電話番号が今のまま使い続けられうかどうかを具体例を挙げてご説明していきますね。
固定電話番号を引き継げる場合
固定電話番号を引き継げる、つまり番号ポータビリティできるのは以下の2つのパターンになります。
- NTT回線(アナログ回線)の電話を使っている
- アナログ電話から番号を引き継いだ光電話(またはケーブルテレビの電話)を使っている
それぞれの詳細を見ていきましょう。
NTT回線(アナログ回線)の電話をお使いの場合
現在、アナログ電話をお使いのかたは番号ポータビリティすれば光電話でも同じ電話番号が使えます。
ただし、ライトプランでアナログ電話を使っている方は少し注意が必要です。
同じ電話番号を使うことはできるのですが、
元がライトプランの場合、NURO光でんわを解約したときに電話番号が変わってしまう
という特徴があります。
ライトプランでなければNURO光でんわを辞めたときも同じ電話番号を継続して使えます。
ライトプランかどうかは上記に記載のNTT問い合わせ先から聞けるので、ご自身のアナログ電話の契約状態がわからない方は合わせて確認しておきましょう。
番号ポータビリティした光電話(もしくはケーブルテレビの電話)をお使いの場合
現在使っている光電話(もしくはケーブルテレビの電話)が元々アナログ電話から引き継いだ電話番号を使っている場合は、NURO光でんわでも同じ電話番号を使えます。
この場合は、
休止していたNTT加入電話を復活させてからNURO光でんわに移行する
という作業が必要です。
手順を間違えると今の電話番号がなくなってしまうので、番号ポータビリティする方法の項を参考にしていただくと良いかと思います。
なお、元々のNTT加入電話がライトプランだった場合は、NURO光でんわでは同じ電話番号は使えないので新しい電話番号が付与されます。
固定電話番号を引き継げない場合
以下の場合は番号ポータビリティができないので、NURO光でんわを利用される方は新しい電話番号になります。
電話番号を新たに取った光電話(もしくはケーブルテレビ電話)を使っている場合
この場合は電話番号をNURO光でんわへ引き継ぐことができません。
ですので、NURO光でんわを契約すると新しい電話番号がもらえることになります。
なお、NURO光でんわの電話番号はNTTの電話番号と同じく市外局番から始まる一般的な電話番号です。
番号ポータビリティにかかる費用は?
番号ポータビリティを使って固定電話の番号を引き継ぎたい場合、
初期費用は合計5,500円
となっています。
具体的な内訳は以下の通りです。
- NTT利用休止の工事費…2,200円
- NURO光でんわ回線工事費…3,300円
このうちNTT利用休止工事費はNTTから請求が来ます。
NURO光でんわへ番号ポータビリティする方法は?
では、番号ポータビリティをしてNURO光でんわにしっかりと切り替える手続き方法についてご説明しますね。
- 元々NTTのアナログ回線を使用していた場合
- 他回線の光電話(ケーブル電話)を使用していた場合
このどちらでも基本的な手続きの流れは変わりません。
また、番号ポータビリティする際のNTT加入電話の休止手続きもNURO光側で行ってくれます。
それでは具体的な申し込み方法や、「これだけ押さえておけば安心して番号ポータビリティできる!」という要点をまとめますね。
なお、当記事ではNURO光インターネットを契約するときに同時に申し込む方法をご紹介しています。
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固定電話番号そのままでNURO光でんわへ乗りかえる手順
固定電話の番号を変えずにNURO光でんわへ移行する方法は以下のようになります。
それぞれを詳しく見ていきますね。
NURO光でんわはNURO光を申し込む時に同時に行うことができます。
具体的には、まずは公式申し込みページへいきます。
(おトクなキャッシュバック特典もあるので、申し込み方法含めて詳しく知りたい方はコチラの記事もご覧ください)
「オプションサービス」選択画面でNURO光でんわの項の「このオプションを追加」を選択します。
そのまま申し込みを進んでいき「ご契約者情報」入力画面まで移ると、真ん中あたりに「オプション選択項目」の項があります。
「NURO光でんわ」のところで「番号ポータビリティを利用する」にチェックを入れます。
続けて、今お使いの電話番号や固定電話のご名義人、利用してい電話サービスの回線種別を入力します。
ちなみにナンバーディスプレイ機能を使いたい場合は少し下の「付加サービスを単品で申し込む」を選択して、「番号表示(初期工事費1,100円、月額440円)」を申し込めばOKです。
あとは流れに沿って申し込みを完了させましょう。
これで電話番号を引き継いでNURO光でんわを申し込むことができました!
後日、NURO光回線の宅内工事があるのですが、その際にNURO光でんわ用のTA(テレフォニー・アダプター)が渡されます。
こちらはご自身で設置する必要があるので、NURO光公式YouTubeの動画を参考にするとわかりやすいです。
もしちょっと自信のない方は出張設定サポートが無料で使えるので活用すると良いですよ。
上記STEP3が完了したらソニーネットワークコミュニケーションズからNURO光でんわのご利用開始メールが届きます。
STEP2で設置したTA(テレフォニー・アダプター)の前面の電話ランプが緑色に点灯していれば、しっかりとNURO光でんわが使える状態になっています。
ここまで来たらTAの「電話回線」アダプタに挿している他社電話回線ケーブルを抜いて大丈夫です。
※このSTEP5は乗り換え前の固定電話が光電話もしくはケーブル電話だった場合に行います。
STEP4が完了したら、念のために「111(線路試験受付(通話料無料)」へ電話をかけます。
ここで正常に通話できる状態であればその旨のアナウンスが流れます。
(万が一、正常でない場合は次の日に再度111へ試験通話をしてみましょう)
正しく電話ができる状態であることを確認したら前の回線の電話を解約して大丈夫です!
番号ポータビリティに必要な情報は?
固定電話番号そのままにNURO光でんわを契約する際に必要な情報はなんなのでしょうか?
いざ申し込みをする際に戸惑わないようにこちらでお伝えいたしますね。
番号ポータビリティをする際に最低限必要な情報は以下のようになります。
- 現在使用している電話番号
- NTT加入電話の回線名義人の氏名
- 利用中の電話サービス
NTT加入電話の回線名義人の氏名は家主の方になっていることが多いですが、もし分からなければ以下へ問い合わせてみましょう。
電話先では「回線名義人を知りたい」と聞けば大丈夫です。
まとめ:お手続きは基本的にNURO光がやってくれるから安心
以上、NURO光でんわを使用する際の番号ポータビリティについてお伝えしました。
NTT加入電話(つまりアナログ回線の電話)をお使いの方は、NURO光でんわを契約するときに番号ポータビリティする手続きさえ行えば同じ電話番号を引き継いでNURO光でんわを使えます。
注意しなければいけないのは、現在NTT加入電話以外の他回線の光電話などで使っている電話番号をNURO光でんわに引き継ぐ方です。
この場合、NURO光でんわがしっかり開通した後に今まで使っていた電話を解約しないと電話番号が引き継げない可能性があります。
上記手順でしっかりとNURO光でんわの開通を確認してから今の電話を解約しましょう。
この記事に書いてあることを読んでいただければ安心して番号ポータビリティができますので、NURO光でんわにしてぜひ快適なNURO光を体験してくださいね!